
弁護士紹介

代表 弁護士 (兵庫県弁護士会 所属)
中野 宗一郎
Soichiro Nakano
経歴
1976年(昭和51年)生まれ
私立 大阪星光学院高等学校 卒業
2003年 京都大学 法学部 卒業
2005年 旧司法試験 最終合格
2007年 司法修習 修了(旧60期 岡山修習)
2007年 兵庫県弁護士会 入会 神戸ブルースカイ法律事務所 入所
2013年 同事務所 パートナー経営者 就任
2014年~兵庫県弁護士会主催の弁護士対象研修講座「民事交通事故」講師(~現在)
2019年 ゆずりは綜合法律事務所 開設
2019年~2020年 神戸市外郭団体 第三者委員会 委員
2021年~2023年 神戸市立小学校 いじめ調査委員会 委員
2024年 神戸市包括外部監査 補助員
2025年 神戸市包括外部監査 補助員
事務所紹介動画
弁護士ドットコムのインタビュー記事もご参照ください。

自己紹介
これまで私は、損害保険分野の損害賠償実務を主軸に、企業法務、家事事件、労働事件、破産事件、刑事事件に至るまで、多岐にわたる分野で数多くの案件に携わってまいりました。
弁護士が取り扱う民事事件や家事事件では、多くの場合、互いの落とし所を見出し、譲り合いの精神をもって和解による解決を目指します。これこそが、紛争解決のスペシャリストである弁護士が担うべき重要な役割の一つと認識しております。

私もまた、そうした互譲に基づく示談や和解による早期解決を常に心がけてまいりました。しかしながら、担当した案件の中には、その性質上、和解という形での着地点が見いだせず、「0か100か」「ALL or Nothing」といったシビアな判断が求められる事案や、複雑・困難な事案も数多くありました。そのような事件処理の経験を通じて、粘り強い交渉(ハードネゴシエーション)はもちろんのこと、緻密な論理を積み重ねて勝訴判決を勝ち取るという、貴重な知見と実践力を培うことができました。
また、そのような紛争が起きてからの事後対応だけでなく、紛争を未然に防ぐ「予防法務」にも力を注いでおります。具体的には、取引契約書のリーガルチェックを通じた潜在的リスクの洗い出し、従業員の不祥事への対策と発生時の対応、労使トラブルの事前予防策の構築、クレーマー対応のコンサルティングなどを手がけてまいりました。また、これらのテーマに関するセミナーや講演会の開催、企業各部署からのご依頼に基づく意見書・鑑定書の作成、株主総会の運営支援など、企業法務の幅広いニーズにもお応えしています。

リスクの把握・管理・回避は、弁護士の重要な役割の一つでもありますが、様々な経験をさせて頂く中で、単にリスクを告げてブレーキを掛けるばかりでは物事は前に進まないことも痛感いたしました。
依頼者様が真に求めているものは何か。最も重要視すべきことと、捨て置くべきことは何か。
この取捨選択を常に念頭に置き、顕在化したリスクをいかに克服し、望む未来を実現できるか。二手三手先を読みながら行動することを信条としております。

現代は、AIをはじめとするテクノロジーが驚異的なスピードで進化し、社会構造やビジネスモデルが大きく変容しています。
これに伴い、依頼者様の法的ニーズもかつてないほど高度化・多様化しており、私たち弁護士には、従来のアナログな法律事務に加えて、デジタルトランスフォーメーション(DX)の波を捉え、AIも駆使した分析・戦略立案などの次世代のスキルや知見等も必要な、新たな時代の弁護士像が求められている、まさに変革の過渡期にあると認識しております。
平成から令和へと時代が移り変わった2019年、当事務所を開設するにあたり、旧来の手法と新しい時代の潮流が交錯する現代において、次代を切り拓く灯火のような存在でありたいとの願いを込め、「ユズリハ」と名付けました。ユズリハの葉が、新しい葉の成長を見届けてから譲り、絶えることなく緑を繋いでいくように、私たちもまた、先人の知恵を受け継ぎながら、革新的なリーガルサービスで未来を照らし、持続可能な社会の実現に貢献してまいりたいと考えております。
当事務所の扉を叩いてくださった皆様には、抱える不安を少しでも和らげ、最後には晴れやかな笑顔でお帰りいただきたい、そのような事務所でありたいと想って、日々研鑽を重ねております。

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